その不調、“睡眠負債”が原因かも
最近、「ちゃんと寝てるはずなのに疲れが取れない…」なんて感じることありませんか?
朝起きても体が重くて、昼間もなんとなくぼんやり。
休みの日にたっぷり寝たのに、全然スッキリしない…。
そんな状態、もしかしたら**“睡眠負債”**がたまっているのかもしれません。
睡眠負債とは?
“睡眠負債”とは、毎日のちょっとした寝不足が少しずつ積み重なって、
心や体の元気をじわじわ奪っていく状態のこと。
名前の通り、まるで借金のように“負債”として蓄積されて、ある日いきなり、
集中力の低下・風邪をひきやすい・気分が落ち込みやすい…など、いろんな不調となって現れます。
今って、仕事に家事にSNS に動画に…と、
やること・気になることが多すぎて、つい夜更かししがちですよね。
寝る直前までスマホを見ていて、気づいたら深夜過ぎ。
6 時間以下の睡眠が日常になっている人も、きっと少なくないはず。
“睡眠負債”の改善方法とは、、
じゃあどうしたら、この“睡眠負債”を減らせるのか?
まず大切なのは、「平日の寝不足を休日の寝だめでチャラにしよう」と思わないこと。
実はこれ、体内リズムを乱す原因になります。
休日も平日と近い時間に寝起きするのがベストです。
それから、睡眠の“質”を上げる工夫も大事。
寝る1 時間前はスマホやパソコンを控えて、間接照明でリラックスモードに。
好きな音楽やアロマを取り入れると、自然に気持ちも落ち着きます。
寝具や寝室の温度・湿度も、自分が快適に眠れるように見直してみて。
さらに、夕方以降のカフェインは控える、
入浴やストレッチで副交感神経を優位にするといった、
自律神経を整える習慣もおすすめ。
特に40℃前後のお風呂にゆっくり入ると、体がぽかぽかして自然な眠気がやってきます。
どうしても寝不足になってしまった日は、15〜20 分程度のお昼寝(パワーナップ)
を取り入れるだけでも、午後の集中力が全然違いますよ。
毎日忙しいからこそ、「ちゃんと眠る」ってすごく大事。
美容にも健康にも、心の安定にも、良質な睡眠は最高のメンテナンスになります。
たまる前に気づいて、できることから。あなたの睡眠負債、今日から少しずつ返してい
きましょう。